上記の作品を作ったのは東京都出身の小野川直樹さん。小さい頃から折り紙が好きだったという。
そんな彼が美術活動を本格的に始めたのは、高校を卒業して美術の専門学校に入ってから。制約がないアート系のゼミに入り、自分がやりたいことや作りたいものを作ってきたそうです。
素敵な折り鶴作品
小野川さんがアートの道に踏みこんだ時の最初の作品がこちら。
これは彼が折り鶴に出会った頃を連鶴(一枚の紙に切り込みを入れ、たくさんの折り鶴を作る技法)を使って作成した自画像作品。
その後、折り鶴を使った作品を次々と作っていきました。
松の折り鶴のサイズは試行錯誤した結果、卓上の木だと約12ミリ、大きな作品の場合は2センチ程度にしてバランスをとっているとのこと。
折り鶴はピンセットなどで取り付けています。
「折り紙が文化として廃れつつあり不安です。折り紙を日本の伝統文化として継承していきたい。最近、けん玉が日本や海外でも盛り上がっているように、折り紙にも光が当たればいいなって思っているんだ。」と、小野川直樹さんはメディアに語りました。
小野川直樹さんの代表的な作品『鶴の樹』のシリーズを見ていきましょう。
小野川直樹 情報:Instagram|naokionogawa
出典:SONY